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キャベツと、ツナと、マヨネェズ

視覚的にだけでなく、体感的に昔の記憶を呼び起こすものがある。
音、手触り、出来事に対する感情などもそうだろう。
そして、匂いも。

私は子どもの頃、母親の作るサンドイッチが大好きだった。格別に好きだった。
キャベツや胡瓜、卵やハムやツナなどを細かく細かく刻む。
刻んだものをドバッとボウルに入れて マヨネェズをぶちゅぶちゅ入れて、
ざっくりと混ぜてしまうのだ。

当時はサンドイッチ用のパンなどというしゃれたものはごく限られたところにしかなくて、我が家ではそれらの具を普通の食パンでがばっと挟んでいた。それを銀紙で包んで弁当に持たされることもあった。時間がたつに連れてキャベツなどの野菜類から水分がしみ出てきて、昼時にはパンまでべちょべちょになってしまうのだが、そのぶよぶよとしたパンには、野菜の味が染みこみ薄まったマヨネェズソースもどき味がたっぷり染みこんでいて、それがまた美味しくて、いくらでも食べたいと思っていた。

当時、我が家では大人にあわせたおかずが当たり前であったので、所謂こどもおかずは滅多に食卓に登場しなかった。その数少ないこどもおかずは、子供のワタシにとっては月に一度もない、そして誰にも文句は言わせない『ご馳走』なのであった。

もう随分長い間食べていないあのサンドイッチ。
余った具を、余った耳ですくって食べるのも 大きな大きな楽しみだったあの頃。

キャベツと、ツナと、マヨネェズの混ざった香りがするだけで、失われてしまったあの頃のキラキラした感覚までもが蘇ってくるようで、今でも幸せな気持ちに包まれるのだ。

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