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それぞれの人生

先日、喫茶店で珈琲を飲んでいたときのことである。

そこはなかなか落ち着いた風情の喫茶店で、良く行く訳ではないのだが
近くにいて、予算が合えば是非行きたい店リストに入っている。
店内はいい具合に広く、雰囲気もサービスも心地よくて、ゆっくりするには絶好の場所なのである。

さっきまで空いていた背後の席にどうやら男性客が来たようだ。
彼は注文をすませた後、おもむろに電話をかけている。
こちらも一人だし、話し相手がいるでもない。聞くつもりはなくても、声が聞こえてきてしまう。

それでも、ぼーっとしていると大して会話も頭に入ってこない。
いい具合にぼーっとしていたのだが、おもむろに刺激的な言葉が耳に飛び込んできた。

「腹違いでも、弟に会いたいのです」

なんとなくその場にいてはいけないような気になって、席を立った。
ぱっと見、オタクっぽいある意味幸せそうな雰囲気の若者だった。
そういえばこの店では以前、どうやら口コミで見ているらしい占い師とそのクライアント、という組み合わせを見かけたこともあったことも思い出した。

人は、見かけによらない荷を背負っているものなのだな。
顔立ちにも態度にも、そういうものを一切見せない人もいる。
見えてしまう人もいる。
でも、みんな一生懸命なのだと思う。
それぞれの人生をどんな道にしてゆくのか。それは誰もが自分自身にかかってゆく。
逆を言えば、自分の人生だけは自分で作ってゆけるのだ。
知らない間に選んでしまった荷物・好きで背負った荷物などを持って、それを増やしたり手放したりしながら、作ってゆくのだ。

そんなことをふと思いながら、見知らぬ弟に会う、という選択をしようとしている彼に心の中でこっそり「一緒にそれぞれの人生、頑張りましょう」と声をかけて 店をあとにした。

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